
都道府県議会議員の甲子園ともいうべき全国都道府県議会議員親善野球大会が26日の前夜祭、27日、28日と県下5会場で行われました。
そして愛媛県議会議員チームは3大会連続でブロック優勝という偉業を達成しました。
とにかく愛媛県議会チームはこの5年間で、四国大会、全国大会で負けなしで、公式戦15連勝となりました。
26日の前夜祭は全日空ホテルで400人近くが参加し、中村時広愛媛県知事の挨拶や被災県から宮城県議会、福島県議会の代表も参加され、参加者一同からの支援の目録が手渡されました。
この大会も大震災の関係でこれまでの大会とは一味もふた味も違った大会となりました。
さて、試合の方であります。
初戦は石川県議会。
一度は4:5との劣勢となりはしましたが、地力の差を見せつけて最終的には16:6で大勝。
準決勝の三重とは残念ながら、ノーガードの打ち放題との感じで36:0。
この試合は、一見楽そうに見えはしますが、一度ランナーに出れば必ずダイヤモンドを一周しなければならない宿命を帯びる故、それぞれの走行距離は相当なものがあり、炎天下だけに肉体的な負担は否めません。
そういう中で、小生も左の太股の裏を痛め、試合後一路新居浜へ。
そして東予針療所に駆け込み、無理を言って、針とお灸の治療をして頂き、再び松山へ。
空腹を抱えて一人で寂しく夕食を取ったのは午後8時からでした。

大会2日目の決勝は、この大会のこれまでの2試合を横綱相撲で勝ち上がってきた群馬県議会と。
小生はこの日、左足の故障を忘れて、先発ピッチャーとして登板。
幸い、肩、肘の張りも気にならず、左足の痛みも考えず、サイン通りに玉井県議のキャッチャーミットをめがけ、ただひたすら右腕を振って投げ込むだけ。
玉井県議は西条高校のキャッチャーだっただけにキャッチングは申し分なく、試合全体を見る目も肥えているので、全幅の信頼を置いて投げ込みました。
試合のスコアーは13:0で大勝。
ヒットは群馬県議会の同じ自治労組織内の後藤かつみ県議に打たれた3塁打が1本だけで、結局外野にボールが飛んだのがこの一打だけでした。
3四死球を与えたものの、バックスのノーエラーにも助けられての堂々の完封勝利。
それぞれの感想として、さしずめ「完膚なきまでに打ちのめし」、「完膚なきまでに打ちのめされた」感じでしょうか?

今年の愛媛県議会チームを見た時に兵頭竜県議の加入が大きかったですね。
宇和島東高校の元甲子園球児だけにあれだけ打って、走れて守れる選手は今大会ではいなかったでしょう。
また、MVPを獲得した徳永繁樹県議のパンチを利かせ、なお且つ広角に打ち分ける活躍も目を見張るものがありました。
この二人の1、2番コンビは今大会最強だったに違いありませんし、決勝で見たノーエラーという堅守を以ってすれば優勝はある意味必然だったかも知れません。
愛媛県議会チームはこれでこの大会3連覇。
因みに昨年の奈良大会の記録を紐解いてみると昨年の初戦が鹿児島で13:0、準決勝の福岡と20:1、決勝の宮城とが19:2でした。
つまりこの大会での直近の6試合を見ると得点が117点ですから1試合あたり19.5点。
失点が6試合で9点で、1試合当たりの失点が1.5点。
その数字を見る限りにおいてはその差は歴然という感じでかね?

何れにせよ、この炎天下でなお且つ湿気の高い中での3試合は体に堪えました
小生も初日に8イニングキャッチャーとして座り、2日目には7イニングを完投したわけですから、なんだか寿命を縮ているような気がしてなりません。
それでも好きな野球を適度な緊張感の中でできることに感謝をしないといけませんよね。
さて、野球が済むと今度は9月議会の質問の準備に入らないといけません。
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