
昨日(7月8日)の愛媛新聞の朝刊に新居浜東高校野球部の秋山裕右監督の大きな記事が掲載されていまいた。
その画像を本日は少し小さくて見にくいとは思いますが、アップさせて頂きました。
その記事の見出しには「新居浜東高校 秋山監督」、「選手時代に心臓疾患」、「失った『甲子園』の夢 生徒ととともに目指す」と有ります。
小生も秋山監督が高校の時に病気を患ったことは知ってはいましたが、ご自身のプライバシーに関わることと思い、このブログでは詳らかにしてきませんでしたが、この記事には赤裸々に記されていました。
先生は高校時代には筆舌に尽くしがいた葛藤を経験され、甲子園に対する思いは他のどの監督さんより強いものがお有りと推察をします。
その記事の中には「夢を奪われる悔しさは自分が一番知っている。だからこそ、秋山は決して甘やかさず厳しい指導に徹する。『スポーツの世界は辛いことは当然にある。それでも野球ができる体が有るじゃないか』あの暑い夏はもう間近。『野球ができる幸せ』その気持ちをかみしめながら、ともに汗を流した生徒らと、戦いへ臨む」。
当然にも記者が書いた時事ではありますが、実に感動的で、目頭が熱くなってきます。

今でこそ元気に見える小生も数年にわたる長い闘病生活を余儀なくされ、「野球がもうできない体になったのか?」、「どうして選りによって自分がこの病に?」と世を儚んだ時期もありました。
しかし、家族や友の励ましを受け、まさに病との闘いを行い、まだ万全とはいかないまでも今日に至っています。
そんなつらい体験を経験した小生だけに余計に秋山裕右監督に対する思い入れがあります。
この夏、監督として生徒に接し、夏の大会で初采配を振るう秋山監督に最大限のエールを送りたい思いで一杯です。
そして、選手の皆さんにも人生の歴史的な1ページを刻むべく思い出の残る夏の大会にして頂きたいと念じて止みません。
そして誰からも愛される監督として大きく開花されることを祈念して止みません。

小生は7月8日には選挙運動の合間を縫って、新居浜市内大会で優勝した新居浜南高校の練習を見させて頂きました。
丁度、宮植校長先生もおられ、椅子に座ったり、立ったりしながら、白石部長が気を配って振舞ってくれたアイスコーヒーを頂戴しながら、当初は30分の積りだったのですが、きびきびとしたスピーディーな練習をついつい1時間半も見てしまいました。
宮植校長先生も野球部の成長ぶり校内に於いて慕われる野球部の存在に目を細めて喜んでおられました。
また、校長先生は小生が宣う蘊蓄にお付き合いをしてくれました。有難いですね。
アップ、キャッチボール、ノックと全体の練習からみれば一部だったのですが、実に訓練され、洗練されている練習を見せて頂きました。
ジャイアンツの藤井秀悟投手とバッテリーを組んでいたという仙波監督のチーム作りにはホントに感心させられました。
これだけのスピーディーで濃密な練習が出来るのは甲子園常連校と比較してなんら遜色ないと思います。
仙波監督曰く「キャッチボールにかなりの時間を費やしました」と、言うだけあって、ノックの時の送球には唸らされました。
それぞれの選手が体重を乗せ、思い切り腕を振り、イキのいい球を投げ、それでなお且つ場面を頭に入れた実に正確な送球でした。
どの生徒も下半身が大きく、野球のユニホームが似合う野球の体になっていました。
この春の県大会では優勝した野村高校にベスト8で延長の末に敗れたとは言え、新居浜南高校の実力は折り紙つきです。

初戦は津島高校。勝てば川之江高校との戦い。
若き友近監督、中島コーチ対仙波監督、白石コーチが作り上げてきた対戦が見ものです。
お互いに悔いのない戦いをして頂くよう期待して止みません。
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