
伊予路に春を告げると言われているお椿さんも終わってしまいました。
にもかかわらず寒い日が続き、我が家の今の気温はマイナス1.2度で、我が家の裏の畑はご覧の通りであります。
31日は高松へ、1日は県議会のエネルギー・災害対策特別委員会で県庁へ。
この特別委員では四国電力からも3人の参考人を招き、伊方原発の3機が全て止まり、今後の電力供給に対する理事者の説明、質疑が行われました。
四国電力は電力供給がひっ迫しているから3号機の稼働に最大限の努力をするという。
また、委員の中には「電力供給がおぼつかないから海外へ事業所が移転していこうとする声もある、とか、果ては地元の経済のためにも原発の再稼働を求める声まで出る始末。
もしも、原発が安全でまた四国電力が言うように原発の燃料費が格安で、安価な電力を供給できるのであるならば稼働をすればいい。
しかし、残念ながら、それが安全でもなく、安価でもないことが今回の福島の事例が大きな犠牲を伴って明らかにし、人々の暮らしや気持ちまでにも大きな影響を与えてしまっているという事実を忘れてはならない筈。

原発は一度事故を起こせば地域経済も何もあったもんじゃない,取り返しのつかない事態を招来させる。
さらにはそこから排出される核廃棄物の処理の問題が何ら解決していないことを忘れてはならない筈。
この委員会では時間が足りず、小生が質問したいこと、四電とやり取りをしたかったことが殆ど出来ずに消化不良で終わってしまったことを強く反省しています。
小生が四国電力に対し、火力、水力、原発の1キロワット当たりのコストを訪ねたのに対し、四国電力は燃料の値段しか答えなかった点等などからやり取りをしたかったが、時間切れ。
「原発が止まれば蝋燭の生活…」と言われながら、今日も蝋燭を灯さないでちゃんと生活が出来ている。
いずれにせよ、政府の出す数字や四国電力の言うことを全て鵜呑みにできないことはこの11カ月が証明していると思うのは小生だけではない筈。
さて、本日の画像は本日午前9時の雪で白くなった我が家の裏、そして三番叟のそれらをお届けします。

三番叟(さんばそう)とは、能の「翁」をもととするもので、天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐおめでたい儀式曲として、正月や上棟式、舞台開きなどの場で演じられる。
千歳の枚、翁の舞、三番叟の舞と質の違った三つの舞を相次いで行うものです。
三番目に舞う三番叟は、初め躍動的なもみの段を舞い、そして黒い翁の面をつけた三番叟に千歳が鈴を渡し、猿楽を舞うように促す掛け合いが行われ、鈴の舞に移る。
笛と鼓と拍子木を囃子に、足を踏み鳴らしながら舞うために、特に舞うとはいわず、三番叟を踏むという。多少の滑稽味を折り込みながらも、気品と荘重さを備えた儀式である。(徳島・黒川征一県議のHPから)
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